105話(あらすじ・感想など)記事

   

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表紙

 105話のあらすじ&感想記事です。

 別マガ2018年6月号掲載。単行本派の方はネタバレご容赦ください。

ざっくりと要約
  • えっサシャ死ぬの!?
  • ジーク「計画通り!」

~続く~

ここでチェック!image一言感想

 戦いに一区切りついたかなという回ですが、中々衝撃的な展開がいくつかちらほらと。

あらすじ

第105話 「凶弾」

 飛行船に取り付くミカサとエレン。それを出迎えるアルミン。思うところがあるも、アルミンはエレンに手を貸す。エレンが飛行船に乗り込むとそこで待っていたリヴァイから悪態をつかれる。

「なんって汚えナリだ・・・クソダメに落ちたらしいなエレン」

「・・・兵長」

 リヴァイは思いっきりエレンの顔を蹴り飛ばす。ミカサが反応するもそれをアルミンが制す。

「懐かしいなエレン・・・相変わらずお前は蹴りやすい。お前を拘束する。話はそれからだ」

「かまいませんが全ては手紙に記したとおりです。ご理解いただけたはずでは?」

「その面・・・地下街で腐るほど見てきたクソ野郎のそれだ。・・・まさかお前が・・・喜べ。すべてお前らの思い通りだ」


 他方、飛行船の殿(しんがり)を務めるジャンやコニーら兵士。

「急いで乗り込め!!飛行船を打ち落とせる火器はないようだと伝えろ!!」

「お前も行けジャン!!殿はオレがやる!!」

「任せましたよロボフ師団長!!」

「オレは新兵だと言っただろ!!もう駐屯兵は必要ねぇ・・・高給取りの老いぼれもな」

 飛行船にジャンは乗り込むとサシャとコニーが手を差し出して迎える。

「点呼は?」

「現状は把握した通り死者6名です」

「・・・そうか。くそっ」

フロックはジャンとは反対の見方であるかのようにさえぎる。

「敵に与えた損害と比べてみろよ!大勝利だ!!われら新生エルディア帝国の初陣は大勝利だぞ!!さぁ喜べ!!それが6人の英霊への弔いだ!!」

 沸き立つ兵士らにどこか冷めているのはジャンとコニー、サシャ。

「初陣か・・・一体いつまでやりゃあ終わるんだ。あと何人殺せば・・・」

 コニーはサシャとジャンを抱き込む。

「とりあえずオレ達はまた生き残った・・・他の仲間にはわりぃけど・・・やっぱりお前らは特別だよ・・・オレは・・・」

 そうやって3人は労いあう。

 一方、ガビは飛行船を追いかけ、ファルコは彼女を追いかける。

「・・・やめろよ!!もうやめろって!!おい!!」

 ファルコはガビをとめようとする。

「もうやめよう。敵は飛んでいるのに走ったって無駄だ。もうわかってるだろ・・・」

「――私はこの収容区で生まれたエルディア人だから惨めな思いも散々してきたけど・・・だからこそ私がエルディア人は良い人だと世界に証明したかったし、いつかこの腕章が必要なくなるときが来ると信じていたから頑張ってこれたのに全て・・・壊された・・・こんな収容区でも私の家だからそれを踏みにじられることは許せないの・・・それであんたは私に走るなって言うの?目の前でジークさんが殺されて・・・何もできないまま・・・なんでこんなことをされたのか分からないまま・・・」

 ファルコはエレンの一言を思い出す。

(どうして何もしてない人たちがあんな目にあって大勢の人が食い殺されてしまったのか・・・俺にはわからなかったんだ)

「蹂躙されたからだ・・・敵もマーレの戦士から攻撃されて大勢殺されたからその報復だろう」

「あんたは・・・それを見たの?」

「・・・いいや見てないけど」

「私も見てない・・・そもそも敵は・・・世界の平和を脅かす島の悪魔でしょう?ちゃんと習ったでしょ?奴らは今も昔も殺されて当然の残虐な悪魔。私たちとは違う」

 ガビは再び駆け出す。

 殿と務めていた班も船に乗り込む。その去り際にロボフは人影を見て銃を向けるも、少女の姿に躊躇を覚える。

「子供!?」

 しかしガビには一切躊躇いはなく、ロボフの顔面に容赦なく銃弾を放つ。絶命したロボフはあっけなく地面に落ちる。ロボフのアンカーは飛行船と繋がったままになっていた。

「ガビ!何するつもりだ!?まさか!?乗り込む気じゃ」

「島の悪魔を皆殺しにする」

「お前が殺されるだけだバカ!!」

 ガビは立体機動装置のアンカーを巻き上げる引き金を確認する。

「みんなに伝えて。私は最後まで戦ったって。今は勝てなくてもみんなが私の思いを継いでくれるでしょ?」

「ファルコ!!ガビ!!何やってんだお前ら!?」

 コルトがこっちに駆けてくる。しかしガビはそんなこともお構いなしに続ける。

「じゃあねファルコ。あんた良い奴だったよ」

(お前がガビを救いだすんだ)

 ライナーの言葉が脳裏によぎる。

(この真っ暗な俺たちの未来から・・・)

 ガビは立体機動装置のトリガーをひく。ロボフの死体に乗って乗り込もうとするガビに思わずファルコは手を伸ばして、彼もロボフの亡骸に捕まる。

「ファルコ!?なんで!?」

「鎧の巨人を継承するのはオレだ!!」

 二人は飛行船の入り口にたどり着く。

「?」

 沸き立つ兵士の中、ただ一人サシャは違和感に気づく。

「何か音がしましたよ」

「ロボフさんはまだか?」

 ガビが入り口から侵入し兵士に向けて即座に発砲する。そこに迷いなどは一切ない。その銃弾はサシャの心臓部を貫き、そして彼女は倒れる。

「――サシャ!?」

 次の弾を発射しようとガビは構える。それと同時にジャンも銃を向ける。瞬間、ファルコはガビに飛びついて避けるのと同時にガビの狙いがそれる。お互いの銃弾がすれすれで飛び交う。その直後、フロック含めた兵士たちが二人を取り押さえた。

「サシャ!!しっかりしろ!!」

「うるさいなぁ・・・もう・・・ご飯は・・・まだですか・・・?」

「止血だ!!穴を塞ぐんだ急げ!!」

「サシャ!!島まで耐えろ!!」

「・・・肉」

――彼女はゆっくりと眠る。

「こいつらロボフさんの立体機動装置で飛び乗ってきやがった・・・外に投げる。それでいいな?」

 とフロック。しかしジャンは。

「子供を空から投げ捨てれば・・・この殺し合いが終わるのかよ・・・」


「ブラウンとグライスはどうした?」

「それが急に走り出したっきり戻ってこないんです・・・」

「ピーク・・・」

「隊長・・・思い出しました。戦士隊を誘導し私とガリアードを穴に落としたマーレ兵です。 そのマーレ兵を見たのは3年前。ライナーら戦士隊撤退以降、パラディ島へ向かった最初の調査船団のメンバーでした」

「・・・!?行方不明の調査船か!?」

「はい・・・何よりあのあごひげは似合ってなかった」


「おい。いつまでそれをつけてるつもりだ」

 リヴァイが何者かに悪態をつける。

「え?なんだよ・・・評判よかったのに」

 付け髭を外す。


「私たちは負けてない!!」

「そいつをどうする気だジャン!?」

「ジーク戦士長が残した意志は同胞が引き継ぐ!!お前をのろい殺すのは真のエルディア人だ!!私を殺した後、首謀者に伝えろ!!」

「・・・今から会わせてやるよ」

「!?」

「そいつに同じこと言ってやれよ」


 リヴァイらのいる部屋のドアが開く。ジャンとガビとファルコの3人が姿を見せると、部屋の中にいたリヴァイ、アルミン、ミカサ、エレンなどの一連のメンバーの注目がそこにいく。


「――なぜそのマーレ兵だとわかった?」

「それは・・・私が個人的に興味のある人物だったからです。『彼女』はジークの信奉者でしたから・・・」


 ガビとファルコは驚嘆する。その部屋の奥にはジークの姿が見えたからだ。

「ガビ・・・ファルコ・・・なぜここにいる?」

「・・・??なぜってジークさんがなぜ??」

「生きてたんだね!?でも!!こいつらに捕まっていたなんて・・・!!」

「このガキはなんだ?」

「ロボフさんを殺し立体機動で乗り込んできました。そしてこの子にサシャが撃たれて・・・もう助かりそうにありません」

 慌ててミカサとアルミンは部屋を飛び出す。

「あとは頼んだよオニャンコポン」

「了解ですハンジさん!!」

 恐らく操舵室からハンジが出てくるとジークに話す。

「それで?すべては計画通りってわけですかジーク・イェーガー」

 その姿を観察していたガビとファルコに衝撃が走る。

「え?」

「・・・大筋は良かったが誤算は多々あった」

「・・・ジークさん?」

「え?なにこの子たち?」

「誤算だ」

「イェレナ!!アギトと車力はお前が拘束するんじゃなかったのかよ!?仲間が余計に死んだんだぞ!?」

 ジャンは憤る。

「悪かった・・・確かに二人を穴に落としたんだけど・・・脱出されてしまった。私の失態だ」

「その余波で獣が予定より多めに石つぶてをオレ達にくれてやったわけか・・・道化にしては大した即興劇だった・・・なぁ?髭面ぁ・・・」

「そう睨むなよリヴァイ・・・小便ちびったらどうしてくれんだ?お前こそ大した役者じゃないか。オレを殺したくてしょうがなかっただろうになぁ・・・」

「オレは・・・一番食いてぇもんを最後までとっておくタイプだ。よぉく味わってから食いてぇからな」

「マーレ軍幹部を殺し、主力艦隊と軍港を壊滅させた。これで時間は稼げたはずです」

「世界がパラディ島に総攻撃を仕掛けてくるまでの時間かい?・・・私たちは君が敵に捕まるたびに命がけで君を取り返した。どれだけ仲間が死のうとね・・・それをわかっておいて自らを人質にする強攻策をとるとは・・・お望みどおりこちらは選択の余地なしだよ。君は我々を信頼し・・・我々は君への信頼を失った」

「だがこうして始祖の巨人と王家の血を引く巨人がそろった。全ての尊い犠牲がエルディアに自由をもたらし必ず報われる」

 そんな会話の中にコニーから訃報が飛び込む。

「・・・サシャが死んだ」

「コニー・・・サシャは最期・・・何か言ったか?」

「・・・肉って言ってた」

「・・・くっくっくっ」

 エレンからもれ出る声。

「・・・エレン。お前が調査兵団を巻き込んだからサシャは死んだんだぞ?」

(大丈夫ですよ。土地を奪還すればまた・・・牛も羊も増えますから)

 エレンの顔はサシャを失った悔しさに歪んでいた。

続く

考察・感想編は別記事として出してます。解説や感想、予想などにご興味がある方、更なる分析をご希望の方はぜひそちらもお越しください。

↓

こちら: 105 分析【考察・解説】編外部

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進撃の巨人の関連情報は随時紹介します。乞うご期待!

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