103話の考察・解説編、感想パートです。本編を読んだ方や「103話ネタバレ記事」を読んだ方向けの記事となります。まだ本編をお読みでない方はネタバレに注意してください。
※102話・・・2018/03/09発売の別マガ4月号掲載
先にこちらの記事を読むことを推奨します。
気になった部分の感想や解説、捕捉などをしていきます。最新話考察はここで浅く広くご紹介しています。単独で別記事で出す場合も。
今回もバトル回ということもあり、考察というより感想がメインです。

結局のところライナーは生きていました。しかし、今まで見たことがない状態に陥ってます。再生は可能なようですが、本人の強い自殺願望のせいか冬眠のような状態になっており、アニの結晶化のような眠りを彷彿とさせます。
今後、ライナーがどのような展開を辿るのかが全く想像できませんが、予想できる内容としてはトロスト区の暴走したエレンのように自己の葛藤で打ち勝ち、復帰する展開でしょうか。もしかしたら寝ている間に殺されるかもしれませんし、巨人の誰かに食われてしまうことすら考えられます。
ライナーの立ち位置からどういう展開に転がるか非常に展開が読みにくい印象です。

見ている限りは戦槌は弾切れのようで、自分の身を結晶で守って防御一辺倒に陥っている様子です。しかし、エレンもこの結晶をどうにかする手段はないようです。
また、エレンの発言の流れからアニや戦槌の身を守る特別結晶は普通の硬質化で作られた結晶よりも硬い様子が伺えます。
仮にこのまま戦槌を食べたところで脊髄液も得られませんし、消化する手段がないので吸収も出来ないでしょう。

パラディ島側は時間をなにやら意識している様子。なぜ時間がないのか、これから何かが起こるということでしょうか。未だにその全容は見えてきません。何かしらの切り札があるのではないかと推測できます。

「待ってました!」と読者の皆様も思われたことでしょう。ついにアルミンが現れました。それも中々の好青年という雰囲気。具体的にはっきりした姿は2コマしかありませんが、なんとなく雰囲気は暗い感じで、なんとなくベルトルトのカルマを背負っているような印象です。

戦士の長であるジーク。リヴァイを挑発しながらもあっさりとうなじをとられてしまいました。ぱっとみは即死の印象。並の巨人なら間違いなく生きていないように思えるのですが、爆弾でうなじを爆破したあとのジークの描写の一切が伏せられており、恐らくこのパターンは普通に生きているパターンだと推測できます。

前々から死亡フラグが立っているとは思っていましたが、あっさりと全滅しました。彼らはピークファンクラブでもありました。サシャの狙撃であっという間に崩されてしまう結果に。ピークも瀕死の重体でジャンのとどめが通れば、恐らく絶命してしまうかと思われます。ただファルコが瀕死のピークのために身を呈しているせいで、ジャンがどのような行動を取るかは未知数。
総評・次回の予想
やはり今回の見所はアルミン、そして調査兵団の対巨人戦闘でしょうか。ジークとピークが絶体絶命という印象もあり、マーレ側が窮地に陥っている印象。
ということでいつもの次回予想。
次回、超大型巨人が横に寝転がってレベリオ収容区を地鳴らし!!
ということで――それではまた次回にお会いしましょう。さようなら。