85話(あらすじ・感想など)記事

   

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表紙

 85話のあらすじ&感想記事です。

 別マガ2016年10月号掲載。単行本派の方はネタバレご容赦ください。

「かつて神だった獣たちへ」特製ビンテージマグネット付き☆

ざっくりと要約
  • アルミン目覚める
  • 地下室へ向かう
  • 無事帰還
  • 地下室で得られた情報はこれから回想的形式で明かされる
  • とりあえず地下室から出てきた本から、壁外の人類は滅びていない、という文頭から始まって次回

~続く~

ここでチェック!image一言感想

 何年間このときを待ちわびたことかついに地下室に到着。具体的な内容は次回以降へと持ち越しに。

 最後のページの写真に写る三人はグリシャの若かりし頃でしょうか。

あらすじ

第85話 「地下室(ちかしつ)

「痛い。痛いよぉ」

 アルミンは身を起こす。暗がりの中から巨大な超大型巨人がこちらを見ている。その目は涙を浮かべていた。

「ベルトルト?」

「痛い・・・うぅ・・・痛いよぉ」

 隣で横になるサシャが痛みで(うな)されている。どうやらここはシガンシナの壁の上のようだ。

「・・・!?サシャ!?ひどい怪我だ!!何でこんな・・・!」

 向こうからエレンがこちらに気づいて駆けつけて抱きしめる。アルミンは何が起きているか理解していない様子だ。

「起きたか」

 壁の下からリヴァイが現れる。

「兵長。これは?こうなった記憶が無いんです」

「だろうな」

 リヴァイは信煙弾を上に向け放つ。

「エレン、ありのままを話せ――」


「調査兵団は・・・ここにいる9人で全員なんですか?」

「・・・今のところはな。戦闘が終わってから4時間、ずっと生存者を捜しているんだが未だ・・・」

 ジャンが重く口を開く。アルミンは現状を重く復唱する。

「シガンシナ区の封鎖に成功。ライナー・獣・もう一人の敵は逃亡したと思われる・・・ベルトルトは捕らえることに成功。そして瀕死の僕とエルヴィン団長、どちらに注射を使うか揉めた後、僕が巨人になってベルトルトを食った・・・」

 アルミンはえずくとそれを押し込むように水を一気飲みする。

「どうして僕なんですか?誰がどう考えたってエルヴィン団長を生き返らせるべきじゃないですか!?兵長!?どうして僕に打ったんですか!?」

「ちっありのまま話せと言っただろうが。少なくともお前の仲良し二人はそう思わなかったようだぞ?俺に抵抗し刃傷沙汰に及ぶほどな」

「俺たちはどんな処罰も受けます」

「当然兵器違反の罰は受けてもらうが罰さえ受ければ何をしてもいいのかい?」

 ハンジが冷たく咎める。

「・・・いいえ」

「だがな・・・・・・最終的にお前を選んだのは俺だ。いや・・・俺の私情でエルヴィンの死に場所をここに決めちまったんだ」

「・・・・・・それじゃあわかりません。団長が死んでいいわけがない。エルヴィン団長がもういないなんて・・・・・・僕たちは・・・・・・この先どうすれば――」

「私もエルヴィンに打つべきだと思ったよ。しかしエルヴィンが注射を託したのはリヴァイであり、そのリヴァイは君を選んだ。それならもう何も言うまい」

 ハンジの目は鋭く表情は冷たい。

「かくして君にはエルヴィンの命と巨人の力が託された。誰になんと言われようと君はもうそういう存在だ。より一層の人類への貢献に期待するよアルミン」

 アルミンに重くプレッシャーがのしかかる。

「そんなバカな・・・」

「勘違いするな。お前じゃ代わりにはなれねぇ。だが・・・お前はお前で人にはない力を持ってることも確かだ。いいか?誰も後悔させるな。それがお前の使命だ」

「うぅ・・・うるさい・・・」

 重い空気に横槍が入るサシャのうわ言。少し空気が緩んだ。

「ははは・・・サシャにはかなわないな。まぁ私もエルヴィン後任の調査兵団団長としては君と似たような立場だ・・・こうなればお互い腹をくくるしかない」

「はい」

「さて・・・アルミンも問題ないならそろそろ行こうか。私とリヴァイ、エレンとミカサで調査に向かう。他の4人は壁上で見張ってくれ」


「幸い火はこっちに来てないね。この家かい?」

 五年前に瓦礫で潰された時と比べると草が生い茂っている。

 地下室へと続く階段の床扉を開く。

「よかった・・・水はたまっていないみたいだ」

「行こう」

 グリシャやカルラとの思い出が蘇る。

 階段の下りた先に扉がある。扉の鍵を解除しようとするが鍵穴が合わない。結局リヴァイは扉を蹴り破る。

 部屋はワンルームくらいの一室。辺りには薬品や本棚が並んでいる。一見はただの仕事部屋。特におかしいものはない。中央憲兵のがさ入れを警戒しているのが伺える。周囲を調べてるうちにミカサは机の違和感に気づく。

「ここに鍵穴がある」


 机の左側面の奥・角側。天板の影に隠れて鍵穴がある。そこにエレンの鍵を差し込む。

「開いた・・・」

 引き出しは空。

「空――!?」

「よく見ろ。二重底だ」

 引き出しの底板を外すとそこには3冊の本が出てくる。

「この匂いはハッカ油に木炭。防湿・防虫用に加工されてるのか。本が3冊・・・」

「俺たちの探し物はこれらしい」

「オヤジは・・・俺に何を見せたかったんでしょうか?」

 まずは白い本。エレンとミカサは二人で表紙を掴むと一緒にそれを開いた――。


 ナイル・ドークは懐かしそうにピクシスとザックレーに語る。

「そのときエルヴィンはこう質問しました。“壁の外に人類がいないってどうやって調べたんですか?”と。彼曰く人類が壁外を出歩けない以上、巨人に食い尽くされたことを確認できないはずだと。しかし、歴史書には“食い尽くされた”と断言されてあります。歴史書というものが客観的であるべきならば“食い尽くされたと思われる”との表記が正しい。つまり、この断言には主観的な意図が読み取れる。例えば“壁外に人類は存在しないと思い込ませたい”といったような意図が・・・歴史書を発行する王政側にあるのではと・・・そこまで聞いては・・・考えすぎだ。屁理屈だと茶化したものです。ですが今となっては――」

「本人に直接わびるほかあるまい」

「もう夜が明ける頃か・・・英雄の凱旋となるならもうじき・・・」

 兵士が慌てた様子で駆けつけてくる。

「ただいま調査兵団が・・・帰還致しました!!ウォールマリア奪還成功です!!」


「これは・・・肖像画?いや・・・人が描いたものとは思えないほどの精巧さだ・・・」

 それの裏には父の文字でこう記されてあった。これは絵ではない。これは被写体の光の反射を特殊な紙に焼き付けたもの、写真という。私は人類が優雅に暮らす壁の外から来た。人類は滅んでなどいない」

 その写真と呼ばれるものには紳士と貴婦人、子供が写っている。

続く

考察・感想編は別記事として出してます。解説や感想、予想などにご興味がある方、更なる分析をご希望の方はぜひそちらもお越しください。

↓

こちら: 85話 分析【考察・解説】編

気になった一問一答

Q. 新リヴァイ班でいびきがうるさいのは誰?

A. サシャですね

 ユミルがいたら蹴られてるはず。


進撃の巨人の関連情報は随時紹介します。乞うご期待!

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