79話(あらすじ・感想など)記事

   

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評価: 5

4月号表紙

 ご無沙汰しております。79話のあらすじ&感想記事行ってみましょう。

 別マガ2016年4月号掲載です。単行本派の方はネタバレご容赦ください。

 2期製作中とのことで荒木監督&諫山先生の対談インタビューが今月号に掲載されております!

ざっくりと要約すると
  • エレンの家がー
  • エレン側もリヴァイ側も割かしピンチ
  • 超大型強かった。獣の巨人、ピッチャーだった。
  • ジャン覚醒フラグ

~続く~

ここでチェック!image一言感想

「超大型巨人vsエレン+104期」、「リヴァイ+エルヴィン+マルロ含む新兵vs獣の巨人」という構図になってきました。精鋭班らしきモブたちは事実上の壊滅状態です。それぞれが交錯しながら進行する流れになってます。

 今回の見所としてはジャンの覚醒フラグが立ってきたところ。ジャンの役割がはっきりと見えてきた回であり、アルミンとの役割分担する未来が垣間見えますよね。そしてアルミンの弱点部分も少しながら見えてきたかなと思います。

 一方、猿との戦闘は残念ながら後退気味。そもそも猿からしたら戦闘という感覚ではなく、「お遊び」というくらいに一方的な状況。正直勝てる気がしない状態です。リヴァイも下手したら本話で命を落としてた可能性があるくらい危険。

あらすじ

第79話 「完全試合」

 超大型巨人は左腕を大きく振る。民家をなぎ払って、それらが空から大量に降ってくる。民家は超大型巨人の熱によって燃焼しており、火はすぐそばの廃屋へと燃え移っていく。

「空から家が・・・あぁ・・・もしかしたらあの中にエレンの・・・エレンの家ぇぇがああああイェーガーアハハハ」

「サシャ、コニーを少し殴れ」

「私たちの位置は分かってないみたい」

「あぁ・・・火のついた瓦礫をばら撒いて火の海にするつもりだ・・・」

(あの野郎、今度は俺の街に火をつけやがった)

 巨人体の中でエレンは苦しみと怒りの表情を浮かべる。

「アルミンどうする!?」

「ハンジさんは!?」

「本当にみんなさっきの爆風で死んだんですか?」

「分からない。でもベルトルトは救出の猶予を与えることはない。ともかく指揮権はアルミン、あなたにある」

 ミカサを除いて、皆は右往左往しており動揺を見せている。それはリーダーであるアルミンも例外ではないが、そんな中彼に決断が委ねられていた。

「こ・・・これより撤退・・・団長らと合流し指示を仰ごう。超大型巨人は当初の予定通り消耗戦で対応する。目標が露出するまで消耗させるんだ。力尽きるまでシガンシナ区に閉じ込めてやればいい」

 その命令にはどこか頼りない様子が伺えた。

「いや待てアルミン。ベルトルトを団長たちのいる壁に近づけるのはまずい。奴は手当たり次第火を撒き散らしてるんだぞ?それは壁の向こう側の馬だって例外じゃねぇよ。馬が殺される・・・どころか団長たちは『獣の巨人』と挟み撃ちにされちまう。確かに超大型を倒すなら消耗戦が最善策なんだが・・・ガスが限られてるのは俺たちも同じだ。やっぱ時間は俺たちの味方をしねぇよ・・・」

 ジャンの分析にアルミンもより焦りを見せる。

「そ・・・それじゃあベルトルトはここで倒さなくちゃいけないの・・・!?今ここにいる僕たちだけの力で・・・」

 近くに燃えた瓦礫が落ちて轟音を立てる。直撃したらひとたまりもない。サシャとコニーは命令を今か今かと請う。

「ジャン・・・代わってくれないか・・・?」

「・・・は!?」

「ぼ、僕には分からない!!・・・どうすればいい!?さっきだって読みを外してこのザマだ!!ジャン・・・君の方が向いてる」

 アルミンには一切の余裕がなかった。ジャンは少し考えた後に指示を出す。

「川だ!!川に移動するぞ!!全員エレンに乗れ!!ガスを節約しろ!!あるタイミングで超大型をひきつけなきゃならねぇが、それまで見つからねぇようにしろよエレン。アルミン・・・俺は状況は読めるが、この場を打開できるような策は何も浮かばねぇ・・・最終的にはお前に頼るからな・・・」


 一方、エルヴィンは超大型巨人の様子を遠巻きから見ていた。

「さぁどうする?獣の巨人。すべては作戦通りか?」


 前線で戦うリヴァイや調査兵たちも中々猿たちに近づけなくて苦戦。リヴァイも雑魚たちの相手で若干息を切らしている。

「こっちは片付いたぞ。残りの小せぇのは前方にいる奴らだけだ。しかしどうやって獣の巨人を仕留めればいい?奴はあそこに鎮座したまま動きそうにないぞ」

「あぁ・・・どうにも臆病なんだろうな」

「お前は休んでろ!!とりあえず小せぇのを全部片付ける!!行くぞ!!」

 精鋭の調査兵たちが前方の巨人たちの元へと向かう。リヴァイは少し休みながら背後の壁の向こう側のことを気にしていた。

(さっきの爆発・・・あいつらはどうなってる・・・樽に入ったベルトルトが投げ込まれたがすぐには爆発しなかった。ハンジたちはうまくかわしたのか・・・?とにかく俺も早くそっちに――)

 直後に無数の石片がリヴァイのすぐ横を過ぎる。すぐに防御体勢を取る。それは獣の巨人が投げた投石の欠片であり、先ほど前方に向かった調査兵がその投石によってなぎ払われていた。

「う~ん・・・ボール1個分高かったか・・・あ、そこ置いといて」

 四足の知性巨人が岩を持ってきて並べる。そしてまた新しい岩を探しにいくのかどこかへ走り去る。

「まぁ・・・初級は様子見て、目指すは完全試合パーフェクトゲームだ」

 猿の巨人は大きく振りかぶる――。


 エルヴィンは即座に命令。

「前方より砲撃!!総員物陰に伏せろおおおお」

 馬たちを守る任についている新兵やマルロたちに衝撃が走る。


 ――猿の握る大岩は手を離れる直前、握力でばらばらになり、無数の石片となった。石片は民家や巨人、かろうじて生き残っていた調査兵もろともに吹き飛ぶ。リヴァイも慌てて家屋を盾に避難する。


「なっなんなんだよこの砲撃音は!?」

「お前ら落ち着け!!馬が荒れるぞ!!」

 マルロや新兵たちも予断ならぬ状態が続いていることを感じ取っていた。その場にリヴァイが様子を見にやってくる。

「リヴァイ兵長!!」

「巨人から投石だ!!全員馬を連れて壁側に後退しろ!!」


 リヴァイや新兵らはエルヴィンと合流する。新兵たちは無数に飛んでくる投石に慌てふためいており、予断を許さない状況が続いている。

「状況は?」

「最悪だ。奴の投石で前方の家は粗方消し飛んだ。あの投石が続けばここもすぐに更地になり、我々が身を隠す場所はなくなる」

「壁の向こう側には逃げられそうにないのか?」

「ああ。超大型がこちらに迫っている。炎を撒き散らしながらな。壁で逃れても馬は置いていくしかない。ここを退いてもその先に勝利はないだろう」

「ハンジたちはどうなっている?エレンは無事か?」

「・・・わからない。だが大半はあの爆風に巻き込まれたようだ・・・我々は甚大な被害を受けている。獣は兵士が前方の1箇所に集まるように小型の巨人を操作していたのだろう。そこで小型を相手にしていたディルク、マレーネ、クラース班は先ほどの投石で全滅したようだ。つまり、内門側の残存兵力は新米調査兵士の諸君たちとリヴァイ兵士長・・・そして私だ」

その二人の会話を黙って見守っていた周りの新兵たちは絶望感に苛まれる。「おしまいだ」「何で俺こんなところに・・・」と現状を嘆く。

「エルヴィン・・・何か策はあるか?」

 エルヴィンは視線を横にする。


 一方で超大型巨人を止めるためにエレンたちは苦心していた。

「叫べエレン!!もうこれ以上ベルトルトを壁に近づかせるな!!」

 超大型がこちらを一瞥するが気にもとめずに内門へと向かう。

「んな!?あの野郎無視かよ。俺たちが嫌がることを分かってやがる!!」

「オイどうするんだジャン・・・!?このままじゃ――」

「分かってるよ!!エレン!超大型の足をとめるぞ!」

「けどよ!!どうやってあいつを倒せばいいんだ!?」

「上記の熱風で立体機動は無力化される・・・ですよね!?」

「分かってるっての!!だから今は――何でも試すしかねぇ!!奴の弱点をあぶりだしてやれ!!」

「アルミンは少し離れたところで奴を観察しろ!!もうべそかくんじゃねぇぞ!?必ず手がかりがあると信じろ!!」

「うん・・・!」

「今だ!!散れ!!」

 エレンはそのまま超大型巨人の足下へ突っ込んでいく。仲間たちはそれぞれの役を自覚し散開。

(見下ろしてんじゃねぇよ・・・・・・・てめぇは――ただでけぇだけだろうが!!)

 超大型の右足を掴む。まるで巨大樹のように太く、エレンの高さでは超大型の膝にも及ばない。超大型の足が後ろにのけぞった。

「お・・・!?押してる!?」

「行けエレン!!倒しちまえ!!」

「あ・・・」

 エレンが足を掴んだまま宙に浮く。のけぞったかのように見えた右足はエレンによるものではなく、超大型巨人が足を後ろに振り上げたからだった。

「・・・あれ?」

 自分の考えていたのと違う。エレンはそんな感触を抱く。次に超大型巨人は前方に思いっきり右足を振るとエレンは内門の上にまで吹き飛び激突した。

続く

考察・感想編は別記事として出してます。解説や感想、予想などにご興味がある方、更なる分析をご希望の方はぜひそちらもお越しください。

↓

こちら: 79話 分析【考察・解説】編

気になった一問一答

Q. ハンジさんが調査兵団で一番仲がいいのは?

A. リヴァイと本人は思っています。

 リヴァイ外伝ではリヴァイと真っ先に仲良くなった印象があるので「確かに」という印象。イメージではリヴァイ、エルヴィン、ミケが仲良し四人組という感じでした。モブリットさんは犠牲になったのだ。ハンジさんの性格なら誰とでも仲良くなれる性格なので、そこが彼女の良い所のひとつでもあります。

 特に、一度は険悪になったニック司祭への思いやりが見られたシーンも個人的には好きでした。一度は敵と認識した相手でも、場合によっては仲良くなろうとするのが彼女の魅力です。


進撃の巨人の関連情報は随時紹介します。乞うご期待!

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コメント

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コメント一覧

    • 1. 進撃の名無しさん
    • 2016年03月09日 19:03
    • 記事お疲れ様です!
      体お大事に
    • 2. 進撃の名無しさん
    • 2016年03月10日 15:28
    • モブリットさんは犠牲になったのだ…
    • 3. 進撃の名無しさん
    • 2016年03月12日 21:56
    • 管理人無事だったのかよかった

      この展開に勝機が見えない…
    • 4. 進撃の名無しさん
    • 2016年03月13日 17:10
    • 宮部みゆき「史上最強のクソゲー?そりゃもうFF8」
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    • 5. 進撃の名無しさん
    • 2016年03月19日 15:14
    • 宮部みゆき「史上最強のクソゲー?そりゃもうFF8」
      宮部みゆき「史上最強のクソゲー?そりゃもうFF8」
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    • 6. 進撃の名無しさん
    • 2016年03月20日 18:56
    • 宮部みゆき「史上最強のクソゲー?そりゃもうFF8」
      宮部みゆき「史上最強のクソゲー?そりゃもうFF8」
      宮部みゆき「史上最強のクソゲー?そりゃもうFF8」
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    • 7. 進撃の名無しさん
    • 2016年03月26日 16:25
    • 宮部みゆき「史上最強のクソゲー?そりゃもうFF8」
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    • 8. 進撃の名無しさん
    • 2016年03月27日 09:01
    • 管理人さま、いつもありがとう。

      改めて、1巻から読み返してみようかな。
      それと・・
      当時、盛り上がっていた分析なども読み返すと、モチベーション上げようっと。
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