75話(あらすじ・感想など)記事

   

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別マガ12月号表紙

75話のあらすじ&感想記事です。

別マガ2015年12月号掲載です。単行本派の方はネタバレご容赦ください。

お知らせ:今月号は「進撃!巨人中学校」のアニメクリアファイルが付いてくるよ!

ざっくりと要約すると
  • 敵側の当面の行動は馬を狙うこと。ジリ貧に追い込むこと。猿側は逃げ場を封鎖。
  • 馬の死守をする脇役班、鎧の巨人と戦う104期班、猿の巨人をしとめるリヴァイに分かれる。
  • 猿の巨人は戦士長。
  • 新たな知性巨人が登場。
  • ライナーがリヴァイの一撃を免れたのは「脳機能」を全身に移したから。
  • エレンvs鎧の巨人、開始。
  • 新兵器「雷槍」とは!?

~続く~

ここでチェック!image一言感想

 エルヴィンの敵側分析回。猿の作戦打開を行うために行動を開始。まだまだ前哨戦という感じ。

 エレンは馬を守るために自ら居場所を知らせる形で変身。エレンと鎧の巨人の戦いは口火を切りました。

 今回の戦いは知略を交えた司令官視点での話になりそうです。今までの「進撃の巨人」とは違っており、敵側にも知恵に長けた相手がいるというのがミソでしょうか。そのような戦いは進撃で初。今まで相手にしていた巨人は考え方次第では、超獰猛な獣たちを相手にしているだけでした。確かに驚異的でしたが、知恵や知略がないので、作戦も立てやすい相手でした。

 今回の相手は違います。超獰猛な獣たちに加えてエルヴィン並の司令とミケを楽に倒す戦士長が相手。ある意味、人間対人間です。

 ということで続きが楽しみ。

 「脳機能」云々の下りは疑問に思いました。「内臓を少し移動させることが出来る」というのなら、格闘マンガとかでも見かけるため、あまり違和感が少ないのですが・・・・・・。「脳」とかはさすがに難しいような。厳密に言えば「脳」自体ではなく「脳の機能」を移したってことでしょうが、なお更分かりませんでした。また、「脳機能」を移したところで脊椎を切断させるほどのリヴァイの攻撃を耐えれる理由もよく分からなかったです。明らかになっていない巨人のメカニズムに関係があるのかも。

あらすじ

第75話 「二つの戦局」

 調査兵団と巨人たちがついに対峙する。

 まもなく変身した鎧の巨人が調査兵団のいる壁の上へと上り始めた。

「総員、鎧の巨人との衝突を回避しろ!!奴に近寄るな!!」

 エルヴィンはすぐさま指示を出す。

「了解!!」

 エレンが痺れを切らして、ハンジに尋ねた。

「ハンジさん、攻撃命令はまだですか!?団長は何を!?」

「敵の動きを見ているんだ。どうもライナーくんたちは手の込んだ催しで歓迎してくれるようじゃないか」

 エルヴィンはウォール・マリアで待ち構える猿たちを見据える。猿のすぐ隣背後にいる巨人が目に入った。その巨人は四足歩行型の巨人だが、背中に鞍をつけて樽や木箱などの荷物を抱えている。

(先ほど一斉に巨人化したものではないな・・・・・・だとすれば斥候か?我々の接近にいち早く気づき、ライナーらに伝えた・・・・・・とするなら)

 ひとつの結論が導き出される。

「あの四足歩行型の巨人も知性を持った巨人だ。イヤ、もっといてもおかしくない」

(荷物!?一体何が・・・)

 アルミンは荷物に一抹の不安を覚えた。

 鎧の巨人が壁の半分くらいまで上ってきたとき、猿は右手を振り上げ、勢い良く地面に叩きつけた。それに呼応したかのように、無数の巨人たちが動き始める。

「動いた!!」

その様子を眺めながらエルヴィンは考えた。

(ウトガルド城の襲撃と同じく、奴がまず狙うのは馬。敵の主目的はエレンの奪取であるが、そのためにまず我々から撤退の選択肢を奪う。依然、巨人の領域であるウォール・マリア領から我々が馬無しで帰還する術は無い。馬さえ殺してしまえば、退路を閉鎖するだけで我々の補給線は断たれる。一週間でも一ヶ月でも動ける者がいなくなるまでただ待てばいい。敵は交戦のリスクを冒すことなく、虫の息となったエレンを奪い去ることが出来るからだ・・・・・・)

 巨人たちはウォールマリアでシガンシナの出口を覆うように、扇形の陣形を展開し、内側に身長の低い巨人、外側に身長の高い巨人で二重の陣を作って佇んでいる。

「だ、団長。鎧がすぐそこまで・・・・・・それにベルトルトがまだどこにいるか・・・」

 アルミンも焦りを見せる。

「あぁ分かっている」と相槌を返すが、考えている時間は残されていない。(何より今、危惧すべき課題は鎧と超大型に馬を殺されることか・・・・・・ならば・・・・・・・)

「ディルク班並びにマレーネ班は内門のクラース班と供に馬を死守せよ!!リヴァイ班並びにハンジ班は鎧の巨人を仕留めよ!!各班の指揮の下、<雷槍>を使用し、何としてでも目的を果たせ!!」

 エルヴィンはついに重い口を開いた。

「今このとき!!この一戦に!!人類存続のすべてがかかっている!!今一度人類に・・・心臓を捧げよ!!」

「ハッ!!」

 それに呼応して兵士たちは散開。各地に散らばっている兵士たちも聞こえた命令に順ずる。

「リヴァイ、アルミン待て!リヴァイ班と言ったが、お前だけはこっちだリヴァイ」

「・・・・・・俺にエレンではなく馬を守れと?」

「そうだ。そして隙を見て、奴を討ち取れ。獣の巨人はお前にしか託せない」

「・・・・・・了解した。さっき鎧のガキ一匹殺せなかった失態はそいつの首で埋め合わせるとしよう」

リヴァイはその場から飛び去っていく。

「アルミン、人類の命運を分ける戦局のひとつ・・・その現場指揮はハンジと君に背負ってもらうぞ」



 壁の上にようやく上った鎧の巨人。しかし、周囲に兵士たちの姿はすでに散開した後で、その場に残っているのはエルヴィン一人。ライナーは遠巻きから馬が集まっている場所を探し、確認する。

「いた・・・・・・あの一箇所に固まっている。あの馬を殺してここから離れる。それだけでいい。リヴァイ兵長がどれだけ強かろうと俺たちの戦士長には到底敵わない」

 巨人体の中で、ライナーは首の後ろに刺さっているブレードを見やる。

脳機能

「危なかった・・・・・・あのとき脳機能を全身に移すのが一瞬でも遅れていれば、あのまま即死だった。しかし何だって壁の中なんて調べようと思ったんだ。アルミン、お前か?イヤ・・・・・・もういい。長かった俺たちの旅もようやくこれで終わる・・・・・・」

 少し離れた場所にいるエルヴィンに視線を向ける。「エルヴィン・スミス・・・いや迷うな。先に馬だ」と優先するべき目的を再認識する。直後に背後のシガンシナの町から光が発せられた。光の中から現れる巨人となったエレン。

「な・・・・・・!?エレン!?なぜ自分から姿を現した!?俺たちの目的がお前の存在であることは承知のはず・・・・・・一体何のつもりだ!?」

 エレンはこちらを一瞥すると背中を向けて駆け出した。ライナーを思考を巡らせる。

「南から壁を越えて逃げる気か!?奴一人なら馬がなくてもトロスト区まで逃げられる。そうなっては俺たちがここに留まって戦う理由もなくなる。ここで調査兵団を壊滅させることはできても2ヶ月で硬質化を身につけてきた奴を・・・・・・再び壁内に戻すのはまずい。奴が完全な座標の力を身につけた後では手遅れだ――」

「・・・・・・イヤ待ておかしい。本当に逃げるつもりなら立体機動で東か西の壁を伝った後に巨人化するべきだ。なぜわざわざシガンシナ区の中で巨人化する?・・・・・・そうか。奴らの狙いは俺の目標を馬からエレンに移すことか・・・・・・」

 エルヴィンとしばらくの間視線が交差する。

「考える時間もくれねぇってわけですか・・・・・・ったく団長。せっかく上ったってのによぉ・・・・・・」

ライナーは壁とその出っ張りを手で抑えるようにして、壁を降り立つ。

「よし!食いついた!!」

エレンも駆けながらライナーの動きを確認していた。先ほどエレンはアルミンから作戦を伝え聞いていた。


「はい!エルヴィン団長の指示です!まさか馬を守るためにエレンを囮にするハメになるとは」

 ハンジも意外という様子だった。

「それでも鎧が馬を先に狙うことを選んだら?」

 ミカサが疑問を述べる。

「いや・・・鎧はエレンを追うはずだ。馬を選んだ場合、エレンはそのまま回り込んでトロスト区方向へ行き、獣の巨人の背後を追う。リヴァイらの兵力と得れんで獣の巨人を挟み撃ちにして叩く。ここまでがエルヴィンの指示だろう」

 ハンジが推測を述べると、アルミンが「は、はい」と返事。

「そううまくいかなくてもエレンに逃げる動きをされたら敵は混乱して包囲網を崩すしかない。鎧がそこまで読めるかどうかだけど・・・・・・」

 エレンはライナーとの訓練時代の光景を思い返す。ライナーが黒板に文字を書いて説いているところだ。

「おそらく奴ならそこに考え至るでしょう」

「よし!鎧をシガンシナ区内で迎え撃つぞ!!」

「あ!待ってください!!もうひとつ危惧すべきことが――超大型巨人がまだどこかに潜んでいます。前回、エレンは鎧をあと一歩のところまで追い詰めましたが・・・・・・超大型の強力な奇襲を受け、連れ去られるに至ったのです。単純な対策ですが、壁から離れた位置で戦いましょう」


 ライナーとエレンが距離を詰めて向かい合う。

(まぐれかもしれねぇけど、お前には一度勝ってんだ。ほとんど勝ってた。サシなら俺は勝てる。単純な格闘能力ならアニの方がずっと手強かった)

 エレンは両手の握りこぶしを作り、ナックルダスターのような硬質化を施していく。直後にライナーは大きく振りかぶった左手で殴りつけるが、エレンはそれを右によける。すぐにライナーは振り向いて姿勢を低くし、両手を開いてエレンに向かっていくがそれも回避。再びライナーの左手のストレートが追撃するも、それも首の動きだけでエレンはぎりぎり回避し、カウンターの右がライナーの顔面にクリーンヒット。

 今まで決して届くことのなかったエレンの攻撃が硬質化によって、ついに届いた。刹那エレンは思う。

(お前には――ここがどこだかわかるか?ここは・・・・・・俺の・・・・・・俺たちの・・・・・・故郷があった場所だ)

エレンは猛る。声にならない怒りで。

(取り返してやる。お前らをぶっ殺して。お前らに奪われた全てを)

雷槍

その傍らで長いトンファーのような新兵器を構えたミカサとアルミンたちが動き出していた。

続く

考察・感想編は別記事として出してます。解説や感想、予想などにご興味がある方、更なる分析をご希望の方はぜひそちらもお越しください。

↓

こちら: 75話 分析【考察・解説】編

気になった一問一答

Q. 第104期生の座学上位は誰ですか?

A. アルミン、マルコ、ジャン、ライナー、ユミルあたりですね。

 アルミン、マルコは順当ですが、それ以下がカオスです。納得はできる部分も多いのですが、ジャンは特に意外。ユミルは確かに計算高いところがありますが、座学上位という予想までは出来ませんでした。

 総合的に優秀と言われてきたミカサは上位と考えていたのですが、意外とジャンたちよりも下位?アニとかはアニ外伝で思考を巡らせていたのでもっと賢いイメージがありました。ベルトルトたちも故郷で教育を受けているイメージだったので、上位かなと考えていたのですが・・・・・・。

 自分のこれまでのイメージでは、【アルミン>マルコ>ミカサ>ライナー、ベルトルト、アニ、ユミル>エレン、トーマス、ミーナなどの固定砲整備班界隈、ジャン>クリスタ>サシャ>コニー】。

 余談ですが、コニーは実戦での評価は実はかなり上位だったり。巨人組を除いて、個人的にミカサの次に強いようなイメージ。


ユーザー少し残念なニュース

別マガが値上げ傾向に。去年では540円くらいでしたが今では600円。来月号からは640円になるそうです。(参考:フジカワさんのTwitter


進撃の巨人の関連情報は随時紹介します。乞うご期待!

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コメント

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コメント一覧

    • 1. 進撃の名無しさん
    • 2015年11月09日 16:38
    • どうしよう・・・リヴァイが死にそうな気がする。
    • 2. 進撃の名無しさん
    • 2015年11月09日 22:00
    • 樽トルト、、、
    • 3. 進撃の名無しさん
    • 2015年11月11日 19:15
    • そういやなんでライナーさんはエレンが硬質化出来る事知ってるのん・・・?
    • 4. 進撃の名無しさん
    • 2015年11月11日 19:23
    • そういや前回穴塞いでましたね・・・歳はとりたくねぇもんだ・・・。orz
    • 5. 進撃の名無しさん
    • 2015年11月13日 21:34
    • ジャンが座学上位なのは現状を認識する能力に長けているからでは
      この5人は指揮官とかリーダーに向いてるキャラという感じがする
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