【実写「進撃の巨人」後編】複数の真実が映画秘宝で明かされる。サンナギに驚きの展開、ソウダやシキシマの謎など

   

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映画秘宝の10月号表紙
リクエストがあったので買い物ついでに「映画秘宝 2015年10月号」を買ってきました。実写進撃の後編の情報目当てです。

映画関係者によるインタビューが盛りだくさんとなっています。樋口監督や特撮監督尾上さんのインタビューでは撮影の工夫や苦労が説明されています。特撮に興味がある人なら喉から手が出る情報だと思います。さらに実写映画「進撃の巨人 後編」の本編内容の情報も色々と乗っていました。激しくネタバレなので気をつけてください。

とにかく情報を羅列してみます。

ざっくりまとめると

checkPG12にするためにかなり尽力した。特にプロデューサー。

checkイメージした格闘は「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」(尾上特撮監督)

check後編では「特定知識保護法」で“すべての本や技術や知識が規制されている実態”が明らかになる。

PG12になるかR-15になるのかという表現のせめぎ合いがあったそうです。血の色は赤ければ赤いほど禁止表現に引っかかりやすいのは何となく想像がつきます。それを免れるために血の色を黒くしている作品は映画だけでなく、アニメやゲームでも言えますね。

サンダ対ガイラは66年の映画みたいです。正直聞いたこともありませんので語ることが出来ないです。本当に申し訳ありません。なんとなく分かるのはゴジラやモスラ、ウルトラマン、バルタン星人くらいです・・・。

続いて「特定知識保護法」という軽いネタバレ(?)ですが、興味深いですね。言ってしまえば知識の探求や学問の研究が封じられているようなものでしょうか。“知らないほうが幸せなこともある”という誰が言い出したか分からない言葉がありますが、まさしくそれを体現した法律です。

続いて次のまとめ&解説へ移りましょう。順番に小出ししたほうが見やすいと思います。

ざっくりまとめると

check調査兵団は全滅している。外壁修復作業員がその後釜的存在

check一本背負い&斧使いのサンナギは原作のライナーが原型

checkヒアナは夫に巨人を食われて、幼い娘のために帰りたいし女一人で生きていくことに疲れている。

サンダ対ガイラのBDパッケージ
「調査兵団が全滅している」。これは私の記憶力が曖昧なため、過去の感想記事では説明してませんでした。確かに一言「あの調査兵団が全滅したんだぞ」みたいなセリフが実写映画にありましたが、頭から抜け落ちてました。改めて本誌を参考に説明します。超大型巨人が登場してから2年間の間に調査兵団は全滅しました。本編のエレンたちは調査兵団ではなく「外壁修復作業員」という区分です。樋口監督によると“兵士”というのがどうも嫌らしく、そのような表現を用いたそうです。エレンたちの年齢だと「少年兵」になってしまうので、理解できなくもありません。(それが理由なのかは知る由もありません)

サンナギがライナーモデルというのは以前頂いたコメントの中で見かけました。一本背負いは単行本10巻のウトガルド城のライナーを意識したものでしょうか。しかし出自は明白で明らかに壁内の人間です。それがブラフの可能性もあるのかもしれません。

前編では悲惨な最期を遂げてしまったヒアナ。事情は痛いほど分かりますが、順序というものがあります。結局彼女の幼い娘はどうなるのでしょうか。後編ではそちらにも注目したいですね。

そして、次なる情報は実写版ハンネスことソウダ役(ピエール瀧)についてです。恐らくこの情報が皆様の一番気になってた部分かと思います。

ざっくりまとめると

checkソウダはかつて医者を目指していて、エレンの父の下で働いていた。

checkソウダが禁じられている大戦前の文学を引用する理由は、エレンの父が隠し持っていた蔵書を読んだから。

check「女型の巨人」と「鎧の巨人」を足して、格闘技に長けた装甲巨人を考えた。

ソウダ(ハンネス)
エレンの父の下で働いていたソウダ。エレンの父の死後は外壁警備隊で働きながらエレンを育てたそうです。しかし、壁が崩壊して妻子を失います。酒に溺れて死に場所を求めてそのまま衛生兵に志願。やけくそになるのも無理がありません。

そして、前編の終わり際でソウダがやたらと事情通っぽかった理由も町山談で明かされてます。まさか禁書を読んでいたとは・・・。実はソウダだけでなく、シキシマも大戦前の本を引用するそうです。この二人は・・・となるような展開があるそうですが詳しくは劇場で見てねとのこと。とても気になってきました。ここまでネタバレしていいのかという内容です。

後編予告動画でもチラっと写っていた「鎧女の巨人(管理人が勝手に命名しただけ)」も説明がありました。やはり女型と鎧の巨人を組み合わせて考えられたデザインとのことです。

この巨人(キャラクター)が作られた経緯も説明があります。「しっかりと話を完結させて欲しい」という東宝の要請に応えるため、「敵」をしっかりと表現する必要がありました。原作ではラスボスは明かされていない以上、オリジナルのラスボスを設定する必要があったのです。それを女型と鎧の巨人の組み合わせたキャラクターにしたという流れです。

ざっくりまとめると

checkシキシマがエレンを煽っていたのはある目的のため。

check林檎をかじるのはキャラ作り。

checkシキシマと名づけたのは監督。由来は神風特攻隊の隊名。

エレンを煽っていたのには伏線というか意味がありました。ということはシキシマはエレンの何か●●を知っていたということでしょうか。

悪評(?)高いリンゴのシーンは良くも悪くも印象に残った人が多いと思われます。こちらのシーンは樋口監督から“シキシマのキャラ作りに小道具ない?”と聞かれて、町山さんがリンゴを考えたそうです。「スター・トレック(09年)」が由来。

シキシマの名前の由来は上記のとおり。ミカサの由来とも関連しています。そして先月の「映画秘宝」では「ヴ」の発音がアジア人にはないから名前を変えたと説明がありました。つまり、後編では「日本の未来設定だった」というネタ明かしが来る可能性が高いと見ています。日本の過去の兵器が出ることからもその線はあるのではないかと。

ざっくりまとめると

check一部を除いて、大分県周辺の地名や人名のリストを作ってそこからキャラ名を選んだ。

check地下室は「マトリックス」のネオのように世界の秘密を見ることになる。

check結局、最後には母の仇と対決してエレンとミカサの関係も修復する。

サンナギは猿鳴という地名。クバルは戦前の久原房之助という実業家・政治家が由来。

matrix

地下室はエレンの家ではないが独自の地下室として登場。世界の秘密や巨人の謎がネオのように明かされます。後編予告動画であった真っ白い風景にエレンとシキシマが写るシーンがありました。そこが地下室なのかもしれません。巨人はそこでコンピュータ操作(もしくは自動制御)されたり、モニタリングされてたりして・・・

そして、こんなことネタバレしていいのかという内容。最後に母の仇との対決があるのだとか。「超大型巨人」やあの奇妙な「口裂け巨人」のことでしょうか。エレンとミカサも元通りというのはなんとなく想像できますが、語っちゃうのが早いですね。

img最後に

映画評論家の方々が後編の見所を語られてます。

“「後編」はとにかくスッキリ!散りばめられた伏線の回収とサプライズ展開、三つ巴のバトル―「説明責任」から解放され、原作から離れてのびのびと活劇を展開させる楽しさに満ち溢れているのだ”(岡本敦史)

“「進撃の巨人」は、ガラパゴス日本の沸騰だ。「ジュラシック・ワールド」と比較すればよくわかるが、ハリウッドの映像技術はハイパーリアルの方向に進化し、東宝の伝統は強調されたフィクション性に本物の情念を流す”(森直人)

“原作とはまるで違う展開が待っている―人間と巨人の肉弾戦も見ものだが、<壁の外に何がある?>が、どう映像化されたのかだけでも「後編」を見る価値はある。もちろん「ただの空地」ではない”(モルモット吉田)

人を襲う巨人と邪魔者のテロリストとの三つ巴の戦いになります。―サンナギという気のいいおでぶちゃんが仲間を庇って身を張って戦うんですよ。ここがいいなあ。

今回のインタビューを読んで、「見に行こうかな」が「早く見に行きたい」と真剣に思いました。とてつもなくネタバレが多かった気がしますが、より興味を持ちました。公開が大変待ち遠しいです。

ところで気になる文章が。

サンナギ

力持ちキャラのサンナギ。『後編』で驚くべき展開が!

展開にいくつか候補が考えられるけど、いずれにせよいやな予感しかしません。サンナギは好きなオリキャラの一人なのでフラグが立ったこの一文がとても怖いです。

とにかく「後編」の感想記事をお楽しみに!

映画秘宝2015年9月号(先月号)の記事もよろしければどうぞ。

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コメント

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コメント一覧

    • 1. 進撃の名無しさん
    • 2015年08月23日 21:42
    • 5 ありがとうございます‼︎
      感謝します。
    • 2. 進撃の名無しさん
    • 2015年08月24日 10:01
    • 町山さんは本業の映画批評でもけっこうネタバレをする
      でも今回はしゃべりすぎ。自信ないんだろうなあ・・・

      春日太一さんの批評もまとめて欲しいです。
    • 3. 進撃の名無しさん
    • 2015年08月24日 10:47
    • 必死さが見えますな
    • 4. 進撃の名無しさん
    • 2015年08月24日 22:29
    • >シキシマも大戦前の本を引用するそうです。

      シキシマは既に前編でニーチェの有名な言葉を引用しています。
      サンナギは立ち位置的にライナーぽいですよね。
      後編も行く予定ですが、
      短い前編より、さらに時間が短いので、
      どうせならまとめて公開でよかったと思うんですが。

    • 5. 進撃の名無しさん
    • 2015年08月25日 17:03
    • 動機として弱いと言っていた「母の仇」という言葉がちゃっかり出てきてる。
      以前のインタであそこまで言ったんだから例え敵でも「母の仇」ポジションにしなきゃいいのに。
    • 6. 進撃の名無しさん
    • 2015年08月25日 18:16
    • 管理人さん
      実写版にはノベライズがあるのですが
      映画とはキャラクターや設定に違いがあり
      独自の謎なども書かれていて面白かったです
      良かったら管理人さんのレビューも読んでみたいので
      ここにリクエストしておきます
    • 7. 管理人
    • 2015年08月26日 21:44
    • リクエストありがとうございます
      ノベルは一応読もうと考えてはいたのですが、「進撃の巨人 隔絶都市の女王」下巻が読み終わってなくて
      まだ分からないのですが、読むとしてもそちらからですね!早いとこ読まないと。
    • 8. 進撃の名無しさん
    • 2015年08月27日 23:59
    • 管理人さんありがとうございます
      すごくよくまとまっていました
      ソウダは何かあると分かりやすかったのですが、そうか調査兵団全滅かあ…!思い出した!
      後編楽しみです
    • 9. 進撃の名無しさん
    • 2015年08月30日 12:37
    • 「実写版進撃の巨人」観て来ましたが画面が暗く皆同じ服装なのと、若い俳優さんの顔の区別がつかない等、話の流れがつかめなかったので、こちらの丁寧なまとめには、感謝!です。
      前編には伏線と思える台詞や、ヘリコプター、砲台等大道具が満載だったので、後編にどう繋げるか興味があります。私の予想は「猿の惑星」エンドかな?
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