【シリウス】Before the fallの第13話「苟且の死者」あらすじ&感想

 

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12月号表紙

10月25日発売のシリウス12月号掲載、BTF13話あらすじ&感想記事です。

ネタバレになるのでご注意を。

タイトルの「苟且(こう-しょ)」について

間に合わせ。その場しのぎ。かりそめ。

「苟且の死者」の“死者”は「死をもたらすもの」、「使者」という意味と掛けていると勝手に予想。

あらすじ

一本のロープへと向かって走るキュクロとカルディナ。彼らのもとに、次々と巨人が投げられてくる。巨人が巨人を投げるという異常事態に二人は直面している。

周囲を再び巨人に囲まれてしまうが、キュクロは自分を踏み台にカルディナをロープのもとへと急がせる。姿勢を崩している一体の視界を小刀で奪い、その巨人が暴れるのを利用して周囲の巨人へと押し倒す。その隙にキュクロもカルディナとロープのもとへと走る。

カルディナは既にロープの下へと辿りついていた。しかし、何か様子がおかしい。

「何してるカルディナ!!」
「キュ・・・キュクロくん」

その原因はすぐ分かった。細すぎるロープ。結び目も無く、表面は摩擦が少ない構造になっている。頑丈そうではあるが、これを掴んで50mの壁を上ることは現状不可能だろう。

背後には先ほどの巨人が迫ってきている。

「ワイヤーの端だ!!!」

老兵の声が響く。

「端にある取っ手を握れ!!!」

キュクロは右手で取っ手を深く握り、左手でカルディナを抱える。カルディナは唖然としている。キュクロもこれから何が起こるかは分からない。しかし、今はあの老兵を信じるしかなかった。次の瞬間、体が引きちぎれそうになるほどのG。目を開けると地平線と太陽が見えた。

「はじめまして。キュクロ君でいいかな?」

ホルヘ・ピケール

老兵がフードを脱ぐ。ダンディな男兵士。全く年を感じさせない屈強な雰囲気を醸しだしている。

「え!?まさか英雄・・・」
「ホルヘ・ピケールだ。訓練兵の指導教官を務めている」
「(人類史上、初めて巨人を倒した英雄ホルヘ・・・!!)」

キュクロも本の知識で彼のことは知っていた。十五年前、調査兵団を率いて巨人討伐を成し遂げたという生きる伝説。現調査兵団の隊長カルロの父親でもある。

ホルヘの馬車で運ばれる二人。英雄ホルヘはなぜキュクロを助けたのだろうか。

「カルロに頼まれたのか?」
「面白そうな人材がいると聞いてね」

彼によると、キュクロの無罪を証明している暇はなかったために、刑執行後に助けるという選択をしたという。これにより、もう憲兵団に追われるということは無いらしい。それは「国外追放」という刑が公式には存在しないことも一因となっている。ここまでぎりぎりの作戦になるとは思っていなかったらしい。

さらに話を聞いていると、カルディナはホルヘの元教え子だということが分かった。彼は元訓練兵だったが途中で脱落したらしい。彼の性格上、仕方がないのかもしれない。

「キュクロくんのほうが兵に向いてるんじゃないですかね」
「私も同意見だよ。カルロもそう考えたらしい」
「キュクロくん、すごいじゃない!英雄ホルヘと調査兵団隊長のお墨付きなんて中々ないよ!」

褒められて満更でもない様子のキュクロ。顔が少し赤らむ。

「さすが“巨人の子”って感じだよね」
「お前知ってたのか!?」

どうやらカルディナの訓練兵時代、シャビィから散々自慢話を聞かされたそうだ。そんな彼は成績優秀で憲兵入りも確実だとホルヘは言う。キュクロもシャビィが兵士に向いているであろうことは理解していた。彼が憲兵になったらシャルルをどうする気だろうか。

―シャルル。ふと彼女のことが頭によぎる。

「この馬車はどこに向かっている!?」
「ウォール・ローゼ内にある工業都市だ。死んだことになったとはいえ、ほとぼりを冷ましたほうがいいだろう。彼女もそこにいる」

キュクロはほっと息をつく。そんな彼の様子を見たカルディナも笑みを浮かべていた。

「この機械の返却もしないとな」
「さっき俺たちを引き上げた機械・・それって―」
「なんなんです?その機械」

「名前はまだついていない。我々は『装置』とだけ呼んでいる」

装置

十五年前、巨人を倒すための切り札となった『装置』。これが後に『立体機動装置』と呼ばれるものの原型となる。

続く

所感・解説など

無事、二人は壁内への帰還を果たしました!

そして謎の老兵ホルヘの登場と盛り上がってきました。

今回、BTF漫画版の表舞台では初登場となる『装置』。こちらは『立体機動装置』の一代前のものでオリジンとなります。

主な違いとしては『装置』はフックショットのようなもので、どちらかというと『対人立体機動装置』に近いものです。移動に使っている間は手が塞がります。例えば、ぶら下がっている間はその手は攻撃に使えません。

※確かそうだったと思います・・・。自信がなくなってきました。間違っていたらごめんなさい。

一方、『立体機動装置』は移動(レバー)と攻撃(ブレード)を一体化させることによって、移動しながらの攻撃が可能となっています。

ただ、本編を見る限りは『装置』ではなく、『立体機動装置』に近い形に見えますね。というのも、腰部にアンカー射出口がついているので、これはもう『立体機動装置』に改良済みなのかな?『装置』も腰部からアンカー射出口がついている設計だったのかな。また読み直さないといけないかも。

なお、キュクロはシャルルの元婚約相手だったカルディナを警戒する描写が小説・漫画共にありましたが、取り越し苦労になります。カルディナの株が上がっていきますね!

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コメント

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コメント一覧

    • 1. 進撃の名無しさん
    • 2014年10月28日 15:51
    • とりあえずカルディナの髪型をどうにかなるのはいつですか?って気分。

      つくづく小説版の挿絵を無視する作品だなって思った。
    • 2. 進撃の名無しさん
    • 2014年10月28日 19:08
    • この作品ってホントに失敗作だよね
      作者もきっとさっさと連載終わらせたいだろうね
    • 3. 進撃の名無しさん
    • 2014年10月29日 23:45
    • やっと話が進みましたな~まだ先は長いんでしょ?なんでこんなにチンタラしてんだか。
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